太宰府天満宮周辺で「ベロタクシー」運行開始

太宰府ラブ

2010年06月05日 23:50

太宰府市の太宰府天満宮周辺で、 環境に配慮した乗り物、ベロタクシー (屋根付き三輪自転車)の運行が始まった。 「古都・太宰府」の観光客らを対象にしており、人気を集めそうだ。 運行会社は 「車やバスとは違うゆったりとした流れの中で 太宰府の魅力を満喫してほしい」と話している。 ベロタクシーはドイツで1997年に開発された 電動アシストモーター付きの自転車を使った乗り物。 全長約3メートル、後部座席の定員2人、時速約5キロ。 現代版人力車として、観光地で名物となっている。 ベロはラテン語で自転車の意味。 運行会社は太宰府天満宮そばに事務所を置く グリーンペダル(川口俊二社長)。 基本料金は1人500円(中学生以上)で、 当面は西鉄太宰府駅や天満宮参道付近の 片道約800メートルを走る。 タクシーとして目的地まで乗ることもできる。 30日、第1便の出発を前に運行式を行い、 井上保広市長ら約20人が出席。 市は「太宰府市丸ごと博物館構想」の一環として 呼び物にしたい考え。川口社長は 「太宰府の風景とよく似合う。 市との連携を深めながら定着させていきたい」 と意気込みを語った。 運行は午前9時半~午後5時頃。月曜休み。 問い合わせは同社(092・984・1570)へ。 (2010年6月1日 読売新聞)
太宰府天満宮付近で運行が始まったベロタクシー

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